大学院の面接ってどんな対策をしていけばいいのか分からない💦。
そもそも何を聞かれるの?
大学院入試は情報も少なく、特に面接や口頭試問は対策に困りますよね💦。
今回は具体例を挙げながら、どんな質問をされるのか、どんな対策をしたらいいのかについてお答えします。実際に私も大学院入試で口頭試問を受け合格したり、大学入試の際も後期受験だったため面接で入学しており、参考になるかと思います。
この記事を見たみなさんが安心して面接・口頭試問に臨めるようになると嬉しいです!
面接・口頭試問とは?2つの違いは?
そもそも面接や口頭試問とはどのような試験かについて簡単にお伝えしします。
面接
面接はプロフィールや自己PR、志望動機など、その人個人に関する質問やその大学に入ってやりたいことなど、その人の人となりやビジョンなどを問われる試験です。
時事問題など、幅広い質問をされるケースもありますが、基本は志望動機の深堀りになるケースが多いでしょう。
口頭試問
口頭試問は現状の研究内容、これからやりたい研究内容、研究に関する専門知識の確認など、面接と比べてより専門的な内容の質問が多くなります。
場合によっては、研究発表のような形式をとることもあるそうです。
より専門性を確認したい場合は口頭試問という試験形式になるかと思います。
もちろん大学によってはより専門的な内容のものもあるでしょうが、一般的に面接と口頭試問を差別化すると、その人の人となりやビジョンを聞きたいなら面接、専門性を聞きたいなら口頭試問と分けられます。試験形式によって、求められるものをあらかじめ把握していきましょう。
面接・口頭試問で聞かれる質問・その対策
では質問内容の例とその対策方法です。
面接対策
<質問内容 例>
- プロフィール
- 自己PR
- 志望動機
- 大学院で行いたい研究
- 時事的な質問 etc…
<対策>
基本的には志望動機をとことん深堀りましょう。志望理由書などをあらかじめ提出している場合はそれをもとに質問されることもあると思います。
各志望動機について、なぜそうなのか明確にしましょう。1つの動機につき「なぜ」を3回繰り返してみるのも効果的です。志望動機とその理由が、自分の軸・ビジョンにしっかり結びついているか、論理が1本の線で繋がっているかが重要です。
このような志望動機や自己PRでは、ついつい色々なことを話したくなってしまったり、緊張してしまうかもしれませんが「はじめて会う人にも」論理がしっかり伝わるように、シンプルかつ論理的に説明することを心がけましょう。
時事的な質問は、大学にもよりますが聞かれるところもある、といった印象です。不安であれば自分の専門に近いところでニュースなどをネットで見てみましょう。仮にそのような質問があったとしても、倫理観的な質問が多いと思いますので、知らない話がでても焦らず何を求められているのかを冷静に判断することが大事です。
口頭試問対策
<質問内容 例>
- 現状の研究内容
- 大学院でやりたい研究内容
- その理由
- 研究の社会的意義・重要性
- 研究の問題点・課題点
- 課題の解決方法
- 研究分野の専門知識に関する質問
- 倫理観に関する質問 etc…
<対策>
口頭試問では、主に研究に関するより専門性の高い質問をされます。現状の研究内容を聞かれることもありますが、どちらかというと今後受験先の研究室でやりたい研究について聞かれることが多いです。
大学院でやりたい研究内容については、かなり深堀りされるはずです。特にどのような課題に対して何を行うのかは必ず答えられるようにしておきましょう。その回答と自分の軸、そして受験先の大学院・研究室でできることがそれぞれしっかり繋がっていることが重要になります。研究室でできることとずれていたりすると、どんなに専門的な内容を語っても、「その内容だとうちではできないな」と思われてしまい、最悪の場合不合格もあり得る流れです。
専門知識に関する質問は、大学院によってさまざまですが、研究内容に関連したものが多いでしょう。他にも、筆記試験がある場合はそれに関係するものや、その分野の一般的な知識などが問われます。ここではそこまで難易度の高い意地悪な問題などは出ないはずなので、心配しすぎる必要はありません。
倫理観に関する質問も、落とすための質問というよりは、適性を測る質問ですので身構えたり奇をてらった回答をする必要はないです。落ち着いて受け答えすれば大丈夫だと思います。
また、場合によっては研究発表のようなより高度な口頭試問もあります。これは推薦入試などに多い印象です。この場合もやはり重要なのは、どんな社会的課題に対してどんなアプローチを行うのかを明確にしておくことです。そしてその研究をその大学院、研究室でやりたい理由も付け加えられるとGOODです👍プレゼン資料なども用意する必要がある場合はしっかり作りこんでおきましょう。
(研究発表でのプレゼン資料の作り方のコツについてもまた記事を書く予定ですのでご覧ください!)
最後に
最後まで見ていただきありがとうございました!
しっかり対策したら、あとは落ち着いて、深呼吸して面接や口頭試問に臨んでください。私は大学院入試の時、口頭試問の待機中、思ったより早く呼ばれて焦ってしまい序盤はかなり上がっていました😂。
この記事を読んで少しでも面接・口頭試問対策になったら嬉しいです!
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