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大学院入試の流れ・対策方法を「7つの手順」で解説!

工学
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大学院入試の勉強、何から始めたらいいんだろう…💦。
研究室や出願はどうしよう。

大学院の入試対策、情報も少ないですし、どんな準備が必要なのかよく分からないですよね💦。
そんな大学院入試を控えた方に向けて、

  • いつから、どんな準備が必要なのか(院試までのスケジュール)
  • TOEICはどれくらい取ればいいのか
  • 研究室訪問はすべきか・研究室訪問の流れと方法
  • 志望理由書はどう書くのか
  • 過去問はどうやって入手する?

などの疑問にお答えします!!
私自身、2024年8月の「東京工業大学 工学院機械系」 B日程の院試を外部受験で受けて、無事合格しました。(2025年4月入学)。その経験もふまえながら院試の詳細をお伝えできればと思います。

これを見れば、あなたが今日から何に取り組むべきか、そのステップが分かります💪
受験までの手助けになったら嬉しいです。
内部の方も、外部院進の方も両方ためになる内容になっていると思います。

大学院入試の概要

大学院入試とは、大学院に進学するために受ける試験です。

学部からそのまま進学する人、外部の大学から受験する人、推薦で入学する人、海外から受験する人など、その入学方法はさまざまですが、今回は筆記試験を受ける方に向けて、その準備の方法を「7つの手順」でお伝えします。

受験資格や、他の受験方法をお探しの方は、志望大学のHPや募集要項をご確認ください。

院試までの「7つの手順」

院試までのステップは以下の7ステップです!

  • 準備・調査
  • TOEIC(外部英語テスト)
  • 基礎固め
  • 研究室訪問
  • 出願書類準備・出願
  • 筆記試験対策(演習・過去問など)
  • 面接・口頭試問対策

各ステップごとに詳しくまとめていきます。

準備・調査

この記事を読んだ後、すぐに始められるステップです!
募集要項の確認
まずは募集要項を確認しましょう。(まだ公開されていなければ前年度のもの)
出願・入試などの日程、出願方法、試験範囲はマストでチェックです。

志望する研究室を決める
志望理由書や出願においても、過去問や入試情報においても志望研究室の決定は急務です。まだ決まっていない方は、大学HPから確認しましょう。

筆記試験対策の準備
募集要項で試験範囲をチェックしたら、勉強計画を立て、教材をそろえましょう。
準備ができたらすぐにでも対策を始めます。

TOEIC(外部英語テスト)

外部英語テストはTOEIC以外のTOEFLなどでも可能ですが、今回はTOEICについてお話しします。

◎時期
どんなに遅くても出願の2,3ヶ月前には終わらせましょう。というのも、2,3ヶ月前の試験がスコアシートが届くのが出願に間に合うギリギリのラインだからです。(日程によっては2ヶ月が最後ですが、スコアシートの郵送トラブルなどもあるかもしれません。余裕を持っておきましょう。)

◎詳細
準備が終わったら、真っ先にやるべきはTOEICです。早く終わらせて、筆記対策や研究室訪問の時間を確保しましょう。

点数は、近年平均が上がっているそうで、最低でも600点以上は取りたいですね。700以上が無難、800以上なら安心といった印象です。

ただ、600点台でも合格できる人も少なくないです。かなり早い時期に受けるならいいですが、出願ギリギリで600や700以上取れているなら、受け直すよりは筆記対策に専念した方が合格の可能性は高まると思っています。

そもそも英語が外部英語テストではなく、英語の試験がある場合はそちらの勉強をしておきましょう。

基礎固め

◎時期
試験日の2ヶ月前までには終わらせておきたいです。
特に、外部で受ける方は4か月前には終わらせておきましょう。

◎詳細
試験範囲全体的に、基礎知識を付けます。まずは学部時代に使っていた教科書で復習するのが良いです。移動時間や隙間時間にYouTubeなどで勉強するのもおすすめします。この時点では完成度はそこまで気にしなくていいです。概念を理解しましょう。

同時進行で、過去問でどんな問題が出るのかを把握しましょう。(まだ正答率は気にしなくていいです。)
直近4,5年の問題から、どの単元が出やすいかなどが分かるはずです。(本番練習用に、直近のうち1年分は全く見ずに取っておくのも良いと思います。)

研究室訪問

これは、研究室を変更しない方は必要ないです。

ただ、研究室を変更する場合や外部の大学を受ける方は必須ですので絶対に忘れないようにしましょう。志望理由書にも、面接・口頭試問対策にもなります。そもそも行っていないと入れない学部や研究室もあります。
行くのは第1希望の研究室はマスト。第3希望くらいまで行ければ理想ですが、遠方であったり時間的に余裕がない場合は勉強時間の方が大事なので、第1希望だけで問題ないです。

◎時期
大前提思いついたときにやるのが一番いいです。早いに越したことはありません。勉強が進んでいなかったり、自分の研究テーマがまだ決まっていなくても全然大丈夫です。すぐにアポイントメントを取って行ってみましょう。

その上で、研究室が忙しい時期はなるべく避けた方がいいかもしれません。特に2月、3月は卒論や発表などがあるので忙しいことが多いです。
年度末であれば、1月頃までに済ませるのがいいでしょう。

しかし、4月からの研究室配属のために3月頃に公式に研究室説明会や研究室訪問が開催されることがあります。HPをチェックして、その様な説明会がある場合は積極的に参加しましょう。最近だとオンラインでも開催される場合があるので遠方の人でも参加しやすいです。

◎詳細
<研究室訪問の手順>
①研究室を決める
➁教授にメールを送ってアポイントメントを取る
③質問したいことをある程度考えておく
④日程を決めたら実際に訪問!

<服装・持ち物>
服装は私服で問題ないです。私が行った時もほとんどの人が私服でした。
また、持ち物はメモするもの以外はほとんどいらないです。遠方であればお土産を持って行っても良いかもしれません。私は広島から行ったのでもみじ饅頭を持っていきました🍁。

※より詳しく知りたい方は、こちら👇!メールの送り方や例文、質問の例なども!

出願書類準備・出願

◎時期
出願時期は絶対に間違えてはいけません。募集要項からしっかり確認しましょう。

出願期間のできるだけ最初に出す方が良いそうです。面接などの待ち時間や書類・試験の採点の際によく見てもらいやすくなるなどと言われています。

◎詳細
<志望理由書の内容・書き方>
募集要項にどんな内容を求めているかの記載がある系もあるのでしっかり読みましょう。その内容に沿って、構成を考えて書いていきます。
内容の例は、
・志望する研究室の志望理由
・大学院で行いたい研究テーマ
・その研究テーマの社会的意義、課題点、解決策 
など
が挙げられます。

<出願手順>
書類の準備ができたらいよいよ出願です。なるべく出願期間の最初にやりましょう。
①インターネット出願(出願情報の登録)
➁顔写真のアップロード
③検定料の支払い
④出願書類の郵送(速達書留)
のような流れであることが多いです。詳細は募集要項で確認しておきましょう。

※より詳しく知りたい方は、出願書類に関する記事も執筆予定です。ぜひご覧ください。

筆記試験対策(演習・過去問など)

◎時期
外部の方や研究室を変更する方は、試験日の4ヶ月前には始めましょう。どんなに遅くとも2ヶ月前です。

内部の方、研究室を変更する予定がない方は、1,2ヶ月前で問題ないでしょう。

◎詳細
言うまでもなく最重要です。
準備で使った教科書に加え、わかりづらいところは他の教科書の購入も検討してガンガン問題を解いていきましょう。
過去問を数年分やってからだと、その大学の傾向が分かるので、その傾向に基づいて他の教材でも演習していきます。とはいえ過去問ばかりでも良くないので知識もつけて他の教材でも問題を解いていきましょう。
分からなかった問題はノートにまとめ、次には解けるようにしましょう。
最終的に、過去問5年~10年分を2周以上できるといいですね。

◎合格水準(推定)
一般的に大学院入試では6割程度が合格ラインと言われています。しかし、あくまで推定ですし平均点によっても左右されるはずです。特に本番は過去問と違って緊張もしますし、何より完全に初見の問題です。練習では8割~満点を目指して勉強するくらいで丁度いいでしょう。その方が第1希望の研究室に入れる可能性も上がります。

◎過去問・解答の入手方法
問題数年分だけならネットにも載っていますが、解答はありませんし量も少ないです。特に外部受験の方は入手が難しいので以下に入手方法の例をまとめました。
・研究室訪問で先輩に頂く
・メルカリで購入する
・SNSや知人などで志望大学院を受ける人や先輩を探して頂く
・友達などと協力して自作する

過去問解答は学部受験の時と違い、情報が少ないです。必ずしも解答が合っているとは限らないので、できれば2人以上から入手できると安心です。私は研究室訪問とメルカリで2つほど入手しました。

【メルカリ】

私が自作したノートと過去問解答、志望理由書、体験記などをメルカリで出品予定です。ぜひご利用ください。
また、私が外部で東工大に合格した際の筆記対策と過去問演習についての詳細な記事はこちらです👇。

面接・口頭試問の対策

◎時期
大学や受験形態にもよります。推薦などで、発表がある場合はそれに準じて早めに準備が必要です。

筆記試験後に簡単な面接・口頭試問がある場合は、筆記試験の後で大丈夫だと思います。

◎詳細
面接はその人の人となりと適正などを確認することが多く、口頭試問は今後の研究内容やより専門的な知識を問われることが多いです。

より具体的に知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!👇

あとは本番力を出し切るだけです!!深呼吸して落ち着いて臨めば大丈夫!応援しています👍

まとめ

大学院入試は不安がいっぱいだと思いますが、この記事で少しでも次のステップが見えたなら嬉しいです。

最後に簡単にまとめて終わりにしたいと思います。

<必要な7つの手順>

  • 準備・調査
  • TOEIC(外部英語テスト)
  • 基礎固め
  • 研究室訪問
  • 出願書類準備・出願
  • 筆記試験対策(演習・過去問など)
  • 面接・口頭試問対策

<スケジュールの例>

最後まで読んでいただきありがとうございました!みなさんが無事合格できることを願っています。

<お問い合わせ>

    ※お問い合わせ後のメールが迷惑メールボックスに入る場合があります。返信メールが来ない場合はそちらもご確認ください。

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