PR

なぜ代表に?学生団体の代表になった理由

スキルアップ
記事内に広告が含まれています。

私は2021年の5月から2023年の5月まで学生団体であるNPO法人STUDY FOR TWOの代表を務めておりました。

学生団体のリーダー職につくかどうか、部活の部長になるかどうかなどで悩んでいる方が、客観的な視点で決断ができるように、参考にしていただければと思います。

プロフィール (自己紹介・団体紹介)

自己紹介

はじめまして!「すな」と申します。
現在は広島大学工学部機械科で画像解析の研究をしています。

2019年から、”勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に”という理念に共感し、大学の課外活動としてNPO法人STUDY FOR TWOに加入しました(当時は一般社団法人)。

大学1年生の時に実際に支援先であるラオスに渡航し、現地の教育課題に対して自分の団体の支援方法は刺さっているのか、そもそもラオス以外により支援が必要なところはないのか。そんなことを思い、支援先調査のプロジェクトを実施しました。
実際に2年生の頃にはそのプロジェクトで支援先と支援方法を改善し、今ではタンザニアへの女子教育支援・識字教育支援を行っています。

そして大学3年で学生代表に就任。そのまま2年間代表を務めました。
(現在は代表を引継ぎ、団体も引退しています。)

団体紹介 「NPO法人STUDY FOR TWO」

“勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に”

“FOR ME, FOR TWOのボランティアが身近になる世界に”

この2つの理念を掲げて活動する教育支援の学生団体です。

大学で使わなくなった教科書を寄付していただき、安価に再販売することによって得た利益の80%以上を開発途上国の教育支援に充てています。残りの20%は活動資金としています。

日本の大学生は安価に教科書を購入することができ、それによって勉強したいと願う途上国の子どもたちが勉強できるようになる。そんなwin-winの支援を実現します。

身を削るボランティアではなく、持続可能な双方向型のボランティアへ。ボランティアを再定義し、勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界をつくる。そんな団体です。

代表になった経緯・理由

きっかけ

代表になったきっかけは、非常に単純で、前代表と前々代表から次の代表をやらないかというお話をいただいたことです。

話は少し遡りますが、そのお話を頂く前、私は大学3年生でSTUDY FOR TWOを辞めてNPOなど現地で活動されている団体に参加する予定でした。
もともと国際支援に興味があり、国境なき医師団のような活動に憧れていたため、日本で学生団体として活動するより、現地の活動がしてみたかったからです。

しかし、当時2021年はコロナウイルスの拡大真っ只中。途上国どころか海外への渡航もできない状況で、とても現地での活動ができる状況ではありませんでした。

それに悩んでいたところ、先代の先輩方から次期代表にならないかとお話を頂いたというのがきっかけです。

代表になった理由

私は当時、STUDY FOR TWOのポテンシャルやあるべき姿と、STUDY FOR TWOの現状との乖離を感じていました。

というのも、やはり国内で教科書の販売事業を行っていると、どうしても国際協力をモチベーションにする人よりも、マネジメントやイベント開催などにモチベーションが向いてしまう人の割合が増えてしまっていたり、市場に対して売上・寄付金がまだまだ伸ばせていなかったりと、課題だらけでした。

しかし、この団体の理念や事業は非常に気に入っていて、メンバーも大好きな人たちばかりで、「もっとすごい団体のはずなのに」、「なんとかもっといい教育支援をしたい」といったもどかしさが私を代表にさせたのだと思います。

学生団体の「常に人材が変わり続ける」という性質上、もっと体系だった仕組みが必要だと思いました。引継ぎ先や日々のタスクに追われる、団体運営をするための団体になって欲しくなかった。寄付金を上げるための努力ができる団体でありたい。

  • ”寄付金を上げる”ためにみんなが努力できるシステムをを作る
  • 寄付の規模を拡大し、より支援の質と量を上げる

それが私がこの団体でやりたいことで、それを最も実現できるのが学生代表でした。

代表やリーダーを目指す方・悩んでいる方へ

あなたが代表やリーダーになるかならないかを悩んでいる理由はなんでしょうか。本音で考えてみましょう。

頼まれたから。他にいないから。
そうやってリーダー職に就き、忙殺されている人たちをたくさん見てきました。

あなた自身が本当はその団体で何がしたかったのか。団体に入った時のこと、その団体にハマり始めたときのことを思い出してみてください。そうしたら、おのずと悩みが晴れるきっかけが見つかるはずです。その結論は、「代表をやる」ことかもしれないし、そうではないかもしれない。どちらでもいいと思います。でも、自分の軸に従って選ぶことが自分にとっても組織にとっても大事なことだと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました!!

<お問い合わせ>

    ※お問い合わせ後のメールが迷惑メールボックスに入る場合があります。返信メールが来ない場合はそちらもご確認ください。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました