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大学院入試の志望理由書の書き方【徹底解説】

工学
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大学院入試の志望理由書ってどう書けばいいんだろう…。

添削してもらう人もいないし不安だな💦。

大学院入試の志望理由書ではそのような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
今回は出願時に非常に大事になる「志望理由書の書き方」を徹底解説します!!

実際に2024年度の大学院入試で東京科学大学理工学系(旧:東工大)に外部から受験して無事合格した経験から、

  • 大学院入試の志望理由書って何を書けばいいの?
  • どのくらい書けばいいの?
  • いつ頃書き始める?
  • 過去に合格した先輩の志望理由書の入手方法

などについてお伝えします!ぜひ最後までご覧ください!

大学院入試の志望理由書って何を書けばいいの?

大学院入試の志望理由書はこの2つのポイントを完全に押さえておけば大丈夫です。

募集要項に書いてある「志望理由書で聞きたい内容」を網羅すること

志望大学・志望研究室・志望理由が論理的に繋がっていること

言語化してまとめてしまうと当たり前のことですが、この2つを完璧かつ読む人に分かりやすく文章にするのは簡単ではありません。特に大学院入試では専門的な内容についても触れる必要が出てくるため、思った以上にこの2つのポイントを押さえるのは難しいです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

募集要項に書いてある「志望理由書で聞きたい内容」を網羅すること

まず必須なのが募集要項の確認です。どんなにいい文章でも、優秀な人でも、募集要項の内容を網羅できないと評価は下がります。まずはしっかりスタートラインに立ちましょう。
まだ確認していない方は今すぐチェックです!
まだ募集要項が出ていない場合は昨年度のものでもいいので確認しておきましょう。

大学院入試でよくあるのは、

  • 志望する研究室の志望理由
  • 大学院で行いたい研究テーマ
  • その研究テーマの社会的意義、課題点、解決策

などですね。

ここで注意なのが、「立派な研究内容でないといけない」と思いすぎないことです
もちろん立派にこしたことはありませんが、難しい専門用語を多用したり、実際に自分の領域以上のことを書いてしまったりすると、論理性が失われたり、面接でつまずいたりしてむしろ逆効果です。

自分が今までやってきた研究・勉強や、これからやりたい研究を素直に書きましょう。

志望大学・志望研究室・志望理由が論理的に繋がっていること

次のポイントは「論理的なつながり」です。

  • どんな社会課題があって
  • それに対してどんな研究・努力がしたくて
  • そのためにどの研究室に入りたくて
  • どの大学に行くのか

このような流れが1本の線で繋がって、かつそれが誰が見ても分かりやすく相手に伝わることが重要です。
自分で繋がっていると思っていても、読む人はこちらの背景などは知りません。志望理由書の核になる部分ですので、何度も読み返したり、友人や親などに見てもらうのもいいかもしれませんね。

それに加えて、やりたい研究の内容を論理的に深掘る必要もあります。

  • その研究が社会的にどのような意義を持つのか
  • その研究で目指す理想状態、それに対する現状と問題点
  • 問題解決に必要なステップ・課題点とその解決策(研究内容)
  • 現在自分がやっている研究・やってきたこととのつながり

などの内容を盛り込むと、より自分がやりたい研究について詳細に理解してもらえるはずです!

どのくらいの分量書けばいいの?

これも、募集要項やHPの入試情報に規定がある場合が多いです。志望理由書の用紙がPDFであることが多いと思いますので、その分の分量で書きましょう。

例えば、A4の用紙で裏表記入可能であれば、大体の目安としては裏面の半分程度書いておけばまず問題ないでしょう。

○○文字程度などの指定がない限り、量よりは必要な内容が書いてあるかで判断されることが多いです。実際に書いてみて、あまりに少なかったり多すぎる場合に調整するといった書き方で良いと思います。

いつ頃書き始める?

目安はほとんどの場合出願の際に提出なので、出願時期から1ヶ月から半月前程度がおすすめです。

また、研究室訪問に行く場合はその後に書くのがベストです。研究室訪問に行っているのと行っていないのとでは研究内容の論理性、具体性に大きな差が出ます。
そもそも自分のやりたい研究と、研究室でできる研究を一致していないと、仮に試験でいい成績であっても「うちではその研究できないなあ」ということになってしまいます。

研究室訪問はどうやって行くのか、メールや質問の仕方などについてはこちらの記事をご覧ください👇。

志望理由書は、研究室訪問後、出願前1ヶ月かた半月程度、と覚えておきましょう!

例えば、6月頭に出願であれば、4月末までに研究室訪問を済ませ、5月頭から5月中旬くらいのイメージですね。
大学院入試の全体的なスケジュールや出願の流れについてはこちらの記事に詳しく書いてあります👇!

過去に合格した先輩の志望理由書の入手方法

必須ということはないですが、実際に合格した人の志望理由書を参考にしたいこともあると思います。入手方法を簡単にまとめておきますので、参考にしてください。

  • 研究室訪問で先輩に頂く
  • メルカリで購入する
  • SNSや知人などで志望大学院を受ける人や先輩を探して頂く

研究室訪問やメルカリが一般的な方法です。過去問の入手と一緒に志望理由書や合格体験記も入手できるといいですね!

まとめ

いかがだったでしょうか。最後に簡単に内容をまとめて終わりたいと思います。

<志望理由書の書き方のポイント>

募集要項に書いてある「志望理由書で聞きたい内容」を網羅すること

志望大学・志望研究室・志望理由が論理的に繋がっていること

内容は、

  • 志望する研究室の志望理由
  • 大学院で行いたい研究テーマ
  • その研究テーマの社会的意義、課題点、解決策

などが聞かれることが多いです。

  • どんな社会課題があって
  • それに対してどんな研究・努力がしたくて
  • そのためにどの研究室に入りたくて
  • どの大学に行くのか

それぞれ論理的に繋がるよう、分かりやすく書きましょう。

<書き始める時期>

研究室訪問後、出願前1ヶ月かた半月程度

<過去に合格した先輩の志望理由書の入手方法>

  • 研究室訪問で先輩に頂く
  • メルカリで購入する
  • SNSや知人などで志望大学院を受ける人や先輩を探して頂く

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
この記事が少しでも志望理由書の参考になれば幸いです。大学院入試頑張ってください!!

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